●どこの焼酎?●
皆さんは「サントリー」って言われたら、真っ先に何を思い出しますか?
多くの人は「ウヰスキー」ですよね。
それは山崎かも知れないし、白州かも知れません。僕はアンクルトリスを思い出します。
ビールを思い出す人や、今なら「金麦」って人も多いかもですね。
今までたくさん紹介して来た「芋焼酎」
もちろん大手メーカーも作ってます。
ただ、名前が知られて無いだけで本格焼酎を歴史を重んじて作っています。
焼酎の歴史は約500年です。
普通のこだわりとは違う感じです。
ラベルにこだわるとか、国産にこだわるとか、水や麹にこだわるとか…。
大手メーカーはそこは当たり前にクリアしてますから、こだわるところが違います。
なんと…常圧蒸留と低圧蒸留をブレンドする?新しい発想ですね。
そんなこと小さな酒造さんでは決してしないだろうけれど、サントリーはあっさりやっちゃいます。以前にも書きましたが、蒸留の仕方で味が変わります。常圧で仕上げると芋っぽい感じになり、低圧だとスッキリした感じになる。
ブレンドするとどうなるの?
蒸留に関しては日本ナンバーワンですからね。
ウイスキーの技術が焼酎にも活かされてる感じしますね。
甘い香りを引き出すのが黒麹です。
「一こうじ、二もと、三つくり」といって、焼酎づくりでは麹づくりが一番重要だと言っています。基本的には麹がもろみになって、二番目の「もと」は一次もろみの事です。じゃあ三番目の「つくり」は?芋を入れて発酵させる二次もろみのことです。すべてのもとは麹にある。
杜氏頭は麹が何よりも大切な理由をいろんな角度から分析しています。
黒麹の良いところは芋のヤニを分解する酵素がすごく高いことだそうです。
もちろんヤニを分解すると香りが甘くなります。
人間は鼻で感じた「甘い」を舌でも「甘い」と感じると言っています。
詳しくはサントリーの公式HPをご確認下さい。
コクとうま味を引き出す「常圧蒸留」
香りを豊かなまま閉じ込める「減圧蒸留」
「常圧蒸留」×「減圧蒸留」で香りがフレッシュのなのに、飲んだ後にコクもしっかりしています。
これはロックで長く楽しめます。
この新しい焼酎にはこんな飲み方はどうでしょうか?
「和紅茶」で割る「焼酎の紅茶割り」です。
和紅茶は紅茶の風味と甘味があり、渋みは全く有りません。
だから、焼酎の味を邪魔せず豊かさだけをプラスすることが出来ます。
水出し「和紅茶」を作ります。
お水1リットルにティーパック2にしました。
焼酎だけをゆっくり楽しみたい時の「和紅茶割り」は豊かな時間を約束してくれます。
是非、一度お試し下さい。