●薩摩維新●

小正醸造株式会社の焼酎は今まで紹介したことが有ります。
「薩摩維新」は、昭和40年代まで広く鹿児島県内で栽培されていた「農林二号」を使っているそうです。
素材の個性を活かし、昔ながらの芋焼酎の味わいを再現して作られた焼酎なんんですよ。
豊かな芋の香りと濃醇な味わいの本格芋焼酎
口当たりもしっかり「芋」って感じがありました。
原料や麹、そして水にこだわって作られた焼酎が多いです。
契約農家と一体となってつくったさつま芋「農林二号」
原料の「さつまいも」にはしっかりしたこだわりを感じます。
そして、大切なのは原料だけでなくお酒造りと言えば「麹(こうじ)」ですね。
杜氏が毎日自分の目で、手触りで、ときには口にして状態を確かめるそうです。
そして、自然のミネラル成分をバランスよく含んだ湧き水
どこの本格焼酎も「水」にこだわっています。
湧き水を使う会社が多いですね。
麹に使う米を洗浄し、水にしっかり浸します。
この工程を「浸漬」と言います。
お米の状態に合わせて、給水量と浸漬時間を決めなくちゃなので大変な作業だと思います。
その後は、お米の水気をしっかり切ってお米を蒸します。
蒸し器で連続的に蒸して、その後冷却します。
冷却してから種麹を付けます。
種麹を付けたら42時間で麹が出来ます。
麹を作るだけでも大変な作業ですね。
湧き水と米麹と厳選した酵母を仕込みます。
※先ずは、麹の糖化酵素が米のデンプンをブドウ糖に変えます。酵母がブドウ糖を栄養源にしてアルコールが発生するんです。これで、一次もろみ(酒母)ができます。
この一次もろみに水と蒸したさつまいもを合わせることで、二次もろみを作ります。
約10日間くらい醗酵させて二次もろみが出来上がります。
この醗酵管理が大変みたいですぇ~。酵母は生きものですからねぇ~。
出来上がった二次もろみを蒸留釜に入れて蒸留すると「焼酎」になります。
小正醸造はこれを137年間行っているそうです。



●ガツンと芋焼酎●

「ここに降る雨は大地を潤し、
薩摩特有のシラス台地に磨かれ清冽な湧水となり、
大地の恵みを育みます。
薩摩の焼酎造りは約五百年の歴史があると言われ
深く人々の暮らしに根付き
今日まで焼酎文化を築いてきました。
日置蒸溜蔵では伝統の技と最新技術の融合により
豊かな美味しさを生み出し、
多くの方へお届けする
情熱と喜びの焼酎造りを行っています」
Thank you!
心よりお待ち申し上げております。

