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★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 陰陽応象大論とは? ★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●金匱真言論 | 〇第六回 |
●陰陽応象大論 | 〇第四回 |
●陰陽別論 | 〇第五回 |
天地四時は木、火、土、金、水という五行を生じる。
五行はお互いに生(生じる)と尅(負かす)の関係が有る。
春は木、夏は火、土用は土、秋は金、冬は水なのか?
それは自然の理にて変える事は出来ない。人間の五臓にたいする影響は
相生相尅(そうせいそうこく)の関係で分かる。
陰陽応象大論
天にはまず陰陽がある。
陰陽は天地を形成する。
軽い気は昇って、陽である天となる。
重い気は降下して、陰である地となる。
※蒸気など暑い熱気は上に上がり、冷たい雨は地に打ち付ける。簡単に言えば...そのような事だと思います。
陰陽について、
陽は表面、上部に集中して、上部の竅(アナ)からでる。
陰は内面、下部に集中して、下部の竅(アナ)からでる。
※火は熱い、性質として「陽」である。水は寒い、性質として「陰」である。
男は陽、女は陰である。陰陽はお互いに影響しあう。
水は火を消し、火は水を蒸発させる。
陰陽は互いに協調し合うべきである。
陰は内で陽を使い、陽は外で陰を守る。
もし、陽気が強すぎると陰気の不足を起こし、陰気が強すぎると陽気の不足を起こす。
陽気が強すぎる場合は熱症が現れるが、極点に至ると寒症に転化する。
※高熱を出したときに寒気がするなどの症状がでると言う事です。
陰気が強すぎる場合は寒症が現れるが、極点に至ると熱症に転化する。
※低体温などで寒すぎても、熱発すると言う事を伝えています。
熱症の場合は体が痛くなる。寒症の場合は体に浮腫を呈する。
最初に身体が熱して痛みがあって、次第に浮腫に変わっていくことは、
陰気の不足の極みが、陽気の不足に転化した証である。
方位で言えば
東には陽気が多い。
陽気は上に集まるので、人々は耳と目が良く利くが、手足が弱る。
西には陰気が多い。
陰気は下に集まるので、人々は手足が強いが、耳と目が弱い。
※動物を長い進化で見たら、上空の鳥は目と耳が効く、でも飛んでばかりだと手足は弱る。地上を生きる動物は手足は強くなるが、目や耳は弱ってしまう。そんなたとえでもいいかも知れません。
上半身に外邪が侵入した場合は、右側がひどく、下半身の場合は、左側がひどい。
※外邪が上半身に入った場合は、右腕と左足が痛くなることが有る。
陰陽は体のすべてを満たすことは出来ないので、すべてが痛くなることは少ない。
五体(筋・血脉・肌肉 ・気皮・骨)
- 木(肝) 風 筋 風(フウ)筋肉痛やけいれんを起こす。
- 火(心) 暑 血脉 暑(ショ)血の流れが悪くなりおできができる。
- 土(脾) 湿 肌肉 湿(シツ)消化不良で下痢を起こす。
- 金(肺) 乾 気皮 燥(ソウ)毛穴の開閉が悪くなり発熱と悪寒が交替にくる。
- 水(腎) 寒 骨 寒(カン)代謝が悪くなり体が浮腫る。
水穀には陰性の「味」と陽性の「気」が有ると聞いた。
「味」の濃いものは、下痢を引き起こす。
「気」の強すぎるものは、体に熱を持たせる。
※例えばお酒は飲み過ぎると、体に熱を蓄えてしまう。
辛・甘は発散の作用が有り、陽気を補う。
酸味・苦味は大小小便を通利し陰気を補う。
五情(喜・怒・悲・憂・恐)
感情の激しい変化は体の陰陽を損なう。
喜怒、寒暑の刺激が常に体に足されると、命に危害を加えることになる。
※もっと大きな考え方をしてみたらどうでしょうか?汗は雨・暴れるのは雷・ため息は風・裏腹な気持ちは陽炎(かげろう) 等
治療する時も自然に置き換えて考えたりもします。
「七損八益(しちそんはちえき)」
男女の成長過程に関する規則です。
第一論 上古天真論を参照して下さい。
若い時は陽気が多いが、それを使いすぎると「気」が足りなくなる。
無理せずに生活する人は老いても陽気は充足する。
無理のない生活をすれば耳と目がはっきり保たれ、体は健やかである。
陽気が衰えれば、耳と目が利かなくなる。
自然の規則に合わせて穏やかな生活を楽しみましょう。
そうすれば、天寿を尽くすことが出来ますよ。と言う今回の教えです。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。MESSAGE
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