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★★★★★★★★★★★★★★★★★ 第八論/第九論とは? ★★★★★★★★★★★★★★★★★
●脉要精微論 | 〇第八論 |
●臓気法時論 | 〇第九論 |
●宜明五気篇 | 〇第十論 |
五臓の精気の具合は、病人の表情や身なりに現れる。
※化粧や服装なども含めてその人を診ればだいたいの病気が分かると言っています。
例えば、
1.お腹がポッコリ(脹満)し、声が籠るように聞こえる。
これは中焦(ちゅうちょう)に湿があり、精気を押さえている。
2.声が低く、言葉をくりかえししゃべる・
これは中焦(ちゅうちょう)に精気が足りない。
3.被服が乱れ、言葉が倒錯(とうさく)である。
※倒錯:さかさまになること。
心の精気を失っている。
4.食べたらすぐに下す。
脾胃の精気が弱まっています。
尿失禁など膀胱の精気が弱まっている。
※膵臓などの病気になっても尿失禁になったりします。
五臓に精気を蓄える力があれば、まだ回復の見通しがある。
その力さえなくなったら状態が険しい。
※それぞれの臓器は助け合って機能している。だから、助け合う事が出来なくなると状態を整えるのは難しいと書かれています。
「肝」
肝の病はだいたい夏に癒える。
夏に良くならない場合は秋にひどくなる。
一日のうち夕方は悪化する。
いつも決まった時間に病がひどくなるなど...。
風は禁物です。
うっ積した肝気に対し、発散作用のある辛味の薬を飲むといい。
翌春には少しずつよくなるだろう。
「心」
心の病はだいたい夏の土用に癒える
その時に良くならない場合は冬にひどくなる。
一日のうち夜中に悪化する。
熱すぎは禁物です。
心気の緊張に対し、柔らげる作用の鹹味(塩辛味)の薬を飲むといい。
翌夏には少しずつよくなるだろう。
「脾」
脾の病はだいたい秋に癒える。
秋に良くならなければ、翌春にひどくなる。
一日のうち、朝方は悪化するが、午後には軽減する。
飽食と湿は禁物です。
弱った脾気に対し、脾を補う甘味の薬を飲むといい。
翌土用には少しずつよくなるだろう。
「肺」
肺の病はだいたい冬に癒える。
冬に良くならなければ、翌夏にはひどくなる。
一日のうちに正午は悪化する。
寒冷は禁物です。
発散しすぎた肝気に対し、引き締め作用の酸味の薬を飲むといい。
翌秋には少しずつ良くなるだろう。
「腎」
腎の病はだいたい春に癒える。
春によくならなければ、夏の土用にひどくなる。
一日のうち夕方は悪化するが、夜半には軽減する。
乾燥は禁物です。
かためる作用の苦味の薬を飲んでいい。
だいたい、冬にはよくなるだろう。
※病はこじらせてしまうと、なかなか治りにくいと教えています。
こじれた場合は自分の季節→「肝」は「春」なので、薬を服用して「春」にならないと
治まらないと言っています。分かりやすく言うと、1シーズンずっと体調が悪くなるってことです。
毒性のある薬は邪気の退治に良く効く。
偏食は体に良くない。穀物、果物、肉類。野菜などは、栄養分が豊富である。
薬と食物には五種類の味があり、各味にはそれぞれの効用がある。
だいたい五臓の病は自然の刺激と深い関係があるほか、五味のとる具合に左右されるのだと言われています。
※すべての五つの味をバランスよく摂取することが望ましいと書いてあります。
薬と食べ物には五種類の味があり、各味にはそれぞれ効用がある。
五つの味
五果:桃・李(すもも)・杏(あんず)・棗(なつめ)・栗。
五穀:米・麦・粟 (あわ) ・黍 (きび) ・豆。
五菜:韮(にら)・薤(らっきょう)・葱(ねぎ)・山葵(わさび)・藿(まめ)。
五畜:鶏・羊・牛・馬・豚
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