「だるころ」(だぁ~るまさんがこぉ~ろんだ♪)

「だるころ治療院」を開設しようと思って、はてなブログを作りました。 https://darucoro.com/

東洋医学3


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 黄帝内経

 (こうていだいけい)
 

 

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今回は東洋医学の紹介です。
東洋医学を分かりやすく説明するシリーズ3
はじまりの書

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黄帝内経(素問・霊枢)

今回は生気通天論を紐解きましょう

   
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       生気通天論とは?
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●上古天真論 〇第一回
●四気調神大 〇第二回
●生気通天論 〇第三回

 

中国古代の考え方第三論

 

生気通天論

もともと人間は自然の陰陽に通じ合うもの。

生命は陰陽の交わりにより誕生する。(女性:陰=男性:陽)

人体の九つの穴(九竅<ココノツノアナ>)目(2)/口(1)/鼻(2)/耳(2)/肛門(1)/陰部(1)

そして、五臓・12関節のすべてが天の気に通じる。

天の陰陽は地の五行(木・火・土・金・水)を生じ地の五行は天の三陰・三陽に応じる

※少し難しいです。例えば春・夏・秋・冬で考えれば、春と夏は「陽」秋と冬は「陰」

これを二陰二陽と考えます。

に関する病気体を整える流れ三陽

に関する病気体を整える流れ三陰

この「三陰三陽説」は鍼灸の治療で用いられるものです。

簡単に言えば、陽に関する身体の表面の病気と陰に関する体の内部の病気って事で理解してもらえればいいかと思います。

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この天・地・人の規則に逆らうと体内に邪気が入り込みやすくなると言われています。

人の陽気を太陽に例えるなら、太陽が照り続けていたらどうでしょうか?

動物は死に、植物は育たず、万物は生存できなくなる。

人の体も陽気に異常が有れば、生命活動が行えなくなると言う意味です。

太陽は天に高く輝いて生きとし生けるものに生命力を与える。

人間の陽気も体の上部に集中し、体の外部を包み体を外邪から守る。

 

例えば、風邪を引く(寒気にやられる)と熱を逃がす扉が開かなくなる。

すると、体の中に陽気がたまる。熱がでる。身体がカッカして関節が傷む。

熱が体の中で暴走している状態です。

この時に暑気が加わると、体が乾燥状態になりうわごとを言ったり、うなされたりします。(とにかく汗を出して熱を下げる治療を行うべきです)

 

この時に湿気が加わると、体は湿気に混じった陽気になるので熱は上に向かうが出口が無い状態が続く。頭が重たくなる。何かに包まれた様に頭が痛くなる。そして陽気が湿気を含み手足にむくみが生じる。

風邪を引いてる時に過度に動くと、陰気が枯渇して興奮状態がしばらく続き、その後脱力してめまいなどが起こる。無理をかさねると耳が聞こえなくなったり、目がかすみ見えなくなったりする。

これらの勢いは堤防の崩れと同じようで、一度崩れるとそこからガラガラと崩れだして

勢いが止められなくなります(悪循環)

 

あまり激怒したら陽気が騒ぎ出す。すると、血が頭にめぐって逆上し、昏迷(こんめい)を起こす。(抜け殻みたいに何も考えられなくなってしまうと言う意味だと思います)

 

陽気が筋脉(きんみゃく)を傷つけてしまうと手足が不自由になる。

(陽気が手足に通ずる神経を傷つけると手足のマヒが生じると解釈しています)

片側だけ汗がでたら、ゆくゆく片麻痺の状態になるなどの記述が書かれています。

汗が出てから湿気が加わると潰瘍ができるなど、中枢神経系の病を引き起こす恐れが有るとの記述だと思われます。

例えば、美味しいものをたくさん食べると、陽気はうっ積して腫れ物を生じる。

コレステロールを摂取しすぎると、脳の血流がうっ滞してマヒを起こす。

または、体の表面にうっ積するとニキビやおできになる。

 

陽気は精神や筋肉の機能を養う!

 

 ところが、寒気が体表から入りこみ筋肉に籠ると筋肉が陽気の養いを受けられず背中が曲がってしまう。寒気が深く血脉(けつみゃく)に流れこむと、血の流れが滞り痔瘻になる。寒気がツボを通して臓腑にはいると「恐怖症」を引きおこす。

 

自然の外邪のうち、風(ふう)は色々な病気を引き起こすもとなのです。

陽気が正常に働けば、外邪が強くても体には侵入出来ない。

※陽気を正常にさせるには「四季に合った生活」をしないと養えないと説いています。

 

四季の変化に応じて生活すること!

 

陰陽調和の鍵

陽はしっかり外を守ることである。

陰は体内に平穏に居座り陽が体外を固守すれば、肉体と精神が治まる。

陽気が強すぎてもダメだめ!陽気が強すぎると陰気が次第に絶えてしまう。

陰気と陽気がは離れ離れになってしまえば、生命の原動力である精気が絶え尽きてしまう。では?陰気はどうやって養えばいいのか?

 

 陰気は五つの味から生成する。

五味は臓器を養うが、取り過ぎは臓器を損傷させる。

 

 

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 「酸」味をとりすぎると、肝気過剰のため脾気が損傷される。

※脾気は脾臓の事ではなく、消化器系の事です。酸っぱいものを食べ過ぎると身体が火照(ほて)るなどの症状に見舞われる。

 

「苦」味を取り過ぎると、脾気が詰まる(消化器系が詰まる)→消化不良や腹部膨満などが生じる。

 

「甘」味を取りすぎると、胸やけがする。腎の働きが悪くなり、顔色が黒くなる。

 

「辛」味をとり過ぎると、熱症が生じ精気が消耗される。

 

「鹹(しおから)」味をとりすぎると、腎気過実(腎気を補いすぎ)のため腰骨が傷む。

 

 

 

 五味をバランスよく摂取すれば、骨格が堅固し、筋肉が柔軟で、気血が流通し、皮膚の極めが細かくなる。(医食同源:日頃からバランスの取れた美味しい食事をとる)

 

 

 

「次回は金匱真言論です」
                         (きんきしんげんろん)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MESSAGE

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日もまた、訪問してくれることを心よりお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はどうだったでしょうか?

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つたないBLOGですが今後ともよろしくお願いします。

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