●前割り●
今回は焼酎のご紹介です!
「こうみ仕込み」は世界が認めた技術なんです。麦市場に新風を巻き起こす、焼酎好きなプロ仕様造りの超差別化麦焼酎と言われるものです。
大麦、裸麦、麦麹(黒麹)を原料に常圧蒸留で仕上げてあります。
麦の香ばしい甘みと黒麹による奥深い風味を大切にしている焼酎です。
※気になる人も居るかもなので....。
日本酒でも「○○仕込み」って有りますよね。
例えば…「山廃仕込み」とか、良く聴きませんか?
「山卸廃止(やまおろしはいし)」の略称です。
「やまおろし」は酒母を仕込んだ後に蒸米をすりつぶす作業のこと。
米を融(と)かしやすくするために行います。
明治時代に、山卸を行なわなくても工夫すれば実は麹の力だけで充分米が融けることがわかり、山廃の手法が生まれたんです。
老松酒造は、大分県日田市の山林に囲まれ清冽な天然水の豊かな所で焼酎造りを行っていると聞いています。
原料に大麦、裸麦を使用して、黒麹で醸し、味をしっかり伝える”常圧蒸留”方式で作っているみたいですね。
現在主流となっている焼酎の作り方から説明になりますよね。
少し長くなります。ご興味が有る方はゆっくりどうぞ!
麹に水と酵母を加えてもろみを作ります。そこに主原料を混ぜた後、蒸留し熟成すると焼酎になります。
ビールや日本酒とは違い、「蒸留」するのが特徴と言っても良いと思います。
発酵させたお酒のアルコール度数を、さらに高めて度数の強いお酒を作ります。その出来たものが「ハナタレ(初垂れ)」と言われるしぼりたての焼酎です。しかしアルコール度数が強すぎるので「スピリッツ」に分類されます。強い蒸留酒の事をスピリッツって覚えておいても良いかも知れません。アルコール度数が45度を超えるとスピリッツと言う分類になります。だから、「焼酎」という名前で販売するには44度までって事になりますね。(実際に44度の焼酎も販売されています)
蒸留では、水とアルコールの沸点の違いを利用します。
水は何度で沸騰しますか?なんて言ったら怒られそうですね。(100度ですね)
では?アルコールは何度で沸騰しますか?
アルコールは水よりも低い温度で沸騰します(78度)
だから、アルコールだけを沸騰させることができます。
蒸留するとアルコールの成分だけを集めることが出来る→度数の高いアルコールになるって事です。
じゃ!「減圧」と「常圧」の違いは何なの?
高い山に登って、山頂でお湯を沸かすと.....100度にならずにお湯が沸きますよね。
「減圧」すると沸点を下げることが出来ます。水の沸点も下がるし、アルコールの沸点も下がります。だから、減圧の場合は低い温度(40℃~50℃くらい)での蒸留が可能です。これは比較的新しい技術なんです。
一方の常圧蒸留はもっとシンプルな方法。その名の通り、そのままの気圧で行う蒸留方法で、伝統的な蒸留方法です。ほとんどの焼酎が常圧蒸留だと思います。
味には違いが出ます。簡単に説明すると.....。
「減圧蒸留」ークリアでスッキリした味わい。癖や雑味が無い。
「常圧蒸留」ー味わいや旨みがしっかり残った、骨太で飲みごたえのある味わい。
今回の「やき麦」は常圧蒸留なので、骨太の焼酎って事です。
アルコール度数:25度
芋は、蒸すより焼き芋が甘くて美味しい、
では、麦はどうだろう?
そんな素朴な思いから造ったのだと聞いています。
●どうしたら?●
新しい麦を求めてませんか?
そんな時にはオススメの焼酎だと思います。
※これ以上は多分退屈な酔っ払いのお話になるので.....。この辺で終了します。
カムサハムニダ
楽しみにしています。
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