●フグを食べたい●
えーと、フグの免許はもって無いので.....。
免許を持ってる知り合いの料理長にお願いしました。
フグを購入した納品書です。
1キロ 約3000円くらいです。
フグを購入する料金だけでカットもしてくれるのはありがたいです。
ここまでしてもらったら後は自分で出来る?
てっさ、てっ皮…。
やってみようと思います。
フグの皮はポン酢で美味しく食べられます。
なんで皮がこんなに美味しいの?
タイの皮も好きですけど....。
てっさは売ってるのは凄い薄いですよね。
そんな薄くは切れませんでした。
でも少し厚切りでも、美味しいです!
ひれ酒を楽しむために、一週間くらい
しっかりフグヒレを干します。
まな板にベタッと貼り付けたりすると
ヒレが開いて綺麗ですが、家庭では難しい。
僕は串に刺して発泡スチロールの箱を使って
フグヒレを乾燥させまーす。
ふぐには「テトロドトキシン」という毒があります。
ほんの2mgで人の命を奪ってしまう猛毒です。
ふぐ毒被害の殆どは、このテトロドトキシンによる神経麻痺だと思います。
テトロドトキシンは、とにかく熱に強いんです。だから、鍋に肝を入れてもなかなか毒性が無くなりません。調べてみると、6時間以上煮沸してようやく破壊され始めると書かれていました。耐熱性(熱に対する抵抗性)に優れてるみたいです。さらに酵素や各種塩類による分解もほぼなく、日光の影響も受けないようです。
現時点では、テトロドトキシンに対する特効薬も解毒剤もないため、摂取すれば必ず中毒になるって事です。
無味無臭、無色のテトロドトキシンは、人体に入ると神経伝達を阻害、遮断する。身体のあらゆる部分に麻痺を引き起こします。呼吸器に麻痺が起こって、呼吸が出来なくなる事で死亡事故につながるようです。
ふぐの毒に関する不思議な性質として、テトロドトキシンを取り込むふぐ自身がなぜその毒に耐えうるのか?疑問です。
ふぐの種類によって差はありますが、テトロドトキシンに対する抵抗性が他の魚より強いと言えます。
例えば、仲間同士の噛み合いにより、多少の毒を摂取しても死には至らないそうです。
理由のひとつとして、神経伝達の経路で、ふぐの細胞とテトロドトキシンは結合しにくいためと考えられています。でも、実際のところは分かっていません。
美味しいフグですが、ちゃんとした知識を持った人が捌かないと危険です。
カムサハムニダ
楽しみにしています。